地域通貨「カッパ」の活用について

1.地域通貨とは

特定の地域に限定されて流通する法定通貨(円、ドルなど)でない交換手段

<貨幣と3つの機能>
1,価値尺度
2,交換・決済の手段・・・取引動機での保有
3,価値貯蔵の機能・・・・投機的動機での保有
                 (地域通貨は、この機能をもたない)

<地域通貨のメリット>
1,取引的動機で保有する法的通貨を節約することができる。
   (相互援助型、エコマネー)
2,地域限定的であるので、地産地消費を促進し、地域の活性化につながる。
3,市場価値を持たないもの(法的通貨での取引の対象にならないもの)を交換の対象にできる。
4,ボランティア活動や人の善意に対する「お礼」として使用でき、それらの活動を推進する。
  地域通貨を引き受ける商店などは、間接的にボランティア活動に参加したことになる。
   (公共貢献型)

2.地域通貨の広がり
急速に広がりつつある。
世界で3000箇所。日本でも100以上あるといわれている。
3.地域通貨「カッパ」のあゆみ
福岡県で最初の地域通貨。
全国でも早い取り組み。
NPO法人 筑後川流域連携倶楽部 が発行。