講師・パネリスト プロフィール

久留米大学商学部兼大学院ビジネス研究科教授 

永池克明氏

テーマ

経営戦略から見た中国ビジネスと九州 (3月8日土曜日)

略歴

長崎県出身。
中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)
(株)東芝で経営企画畑を中心に36年間勤務。その間、(社)日本経済研究センター、 ドイツ・キール大学世界経済研究所留学。東芝アメリカ(IEBS)社副社長、 本社経営企画担当部長、本社国際本部アジア総括事務所企画・支援部長、 参与・経営トップ特別補佐等を歴任。
2003年4月九州大学大学院経済学研究院教授・九州大学ビジネススクール教授。 九州大学アジア総合政策センター教授を兼務。
2007年4月から現職。 中国・東北大学工商管理学院客員教授。青山学院大学社会情報学研究科客員教授。
九州・中国ビジネス研究会座長。

専門

国際経営論、アジア産業・企業論、企業戦略論。

著書

『電機産業の発展プロセス―競争力を高める企業戦略』中央経済社(2007)
『現代経営戦略の潮流と課題』(共著)中央大学出版部(2004)
『グローバル経営の新潮流とアジア』九州大学出版会(本年2月刊行)他

趣味

ゴルフ、史跡巡り、音楽、歴史小説、スポーツ観戦

久留米大学北京教育交流中心 

王橋氏

テーマ

中国におけるベンチャー企業・ビジネス (3月12日水曜日)

略歴

1960年12月 中国吉林省長春市生れ。
1982年8月、国立青島科技大学機械製造学部を卒業。
1982年9月〜1993年12月、高級エンジニアとして、中国北京市化学工業局で働く。
1994年4月〜1996年3月、久留米大学前期博士課程卒業、経済修士取得。
1996年4月〜1999年3月、久留米大学後期博士課程終了、2004年経済博士号取得。
2000年8月〜現在、中国社会科学院人口・労働経済研究所で人口経済の研究を従事する。現在同研究所社会保障研究室の副研究員(準教授)である。

【主な社会で兼職する】
中国社会科学院老年科学研究センターの副秘書長を担当する。
日本久留米大学北京教育交流センター 代表

専門

国際社会保障制度、国際人口政策、アジアにおける少子高齢化問題、非営利組織、グリーン・ツーリズム等。

【主な研究】
2002年度、中国国家社会科学重点プロジェクトの研究代表者を担当したが、著書『中国における人口情報化管理』の研究がある。その研究結果が政府を採用され、中国における「縛る式」戸籍制度の規制緩和が大きな進歩にとなった。この数年、安徽、江蘇、浙江、山東、河南、河北、四川などの省では、社会発展のニーズに応じて、戸籍制度改革の措置が相次いで講じられ、その地方の具体的な情勢に基づいて、さまざまなやり方で、農民が都市に来て都市戸籍を取得できるよう、制限を緩和された。2004年1月1日に『中華人民共和国居民身分証法』を実施された。2004年から「身分証」が新しい型に変更している。

2003年度、中国国家自然科学基金研究項目;中国教育部重点項目;番号70172019]著書『非営利組織与営銷学(非営利組織とマ-ケティング)』「第11章:規制とNPOマーケディング/第12章:医療規制」。

2004年度、著書『環黄海緑色旅游研究(環黄海グリーンツーリズムに関する研究)』「農村観光と農村部における社区の発展――北京郊外の韓村河事例」中国農村観光の中で特に取り上げる価値が事例の一つである.人口2712人の北京近郊地区―韓村河村で、婦人を中心として自分家屋でのホームステイを実施しているところである.婦人の経済活動と社会の事務に対しての参与を導き,農民の生活の質を高め,韓村河の農村観光は経済的受益と同時に生活を豊かにして、社会活動に参与して、それによって農村社区の発展を促進している。

2005年度、国家国勢調査のプロジェクトを参加し、中国貴州黔東南州少数民族地区に赴き、雷山県など4箇所を調査の対象として、家訪問の形のアンケート調査で、貴州の黔東南州少数民族地区の農村の養老保障の状況に対して実地調査を行った。アンケート内容には農村の老年人口、経済、社会、文化、婚姻、家庭、労働活動(グリーンツーリズム)の状況などが含まれている。『2005国情調研究』の本に「民族地域における農村養老保障について思考」を掲載された。

2006年度、中国民族地区ある貴州における高齢者養老方式のプロジェクトを研究代表者担当している。雷山県、凱里市でのアンケート調査を行っていた。『調和的な社会:高齢化の影響を注目する』の本に「都市部の高齢者人口と非営利組織」を掲載された。

2007年度、中国経済発展ある浙江省における高齢者養老方式のプロジェクトを研究代表者担当している。寧波市の市内と郊外でのアンケート調査を行っています。

また、日本や韓国や中国の学界で著書と論文40篇余り発表した。

著書

『中国における人口情報化管理』
『非営利組織与営銷学(非営利組織とマ-ケティング)』
『環黄海緑色旅游研究(環黄海グリーンツーリズムに関する研究)』

アジアネット

田中豊氏

テーマ

中国ビジネスに挑む九州の挑戦者達 〜時代はグローカル〜 
(3月15日土曜日)

略歴

1958年  福岡市生まれ  山口大学経済学部国際経済学科卒業
1982年〜 日本国際貿易促進協会(東京)勤務
1984年〜 広州交易会の日本事務局代表として計15回参加
1984年  北京駐在  李鵬総理 薄熙来大連市長等の通訳担当
1991年  アジアネットを設立
1997年〜 アジア開発銀行年次総会記念事業「福岡対話」パネリスト、コーディネーター(~05年)
2000年  中国オーガニック博覧会国際貿易セミナー(於中国昆明)で講演
2001年  九州日中関係学会会員、(社)福岡貿易会アドバイザ就任、ベンチャーサクセスシステムズ設立
2002年  アジア新規事業協議会経済フォーラム企画担当 福岡市「アジアビジネス調査委員会」委員、九経連「アジアIT人材検討委員会」委員、農産品海外販路拡大事業アドバイザ 「孫子の兵法がマスターできる本」(明日香出版社)監修、 北九州市FAZ・響灘事業支援
2003年  中小企業総合事業団本部経営支援アドバイザ、 「論語がマスターできる本」(明日香出版社)監修
2004年   外務省日中知的支援事業プロジェクト委員(対日投資促進分野)、国土交通省国土計画局で講演、 日本国際貿易促進協会訪中団(団長:橋本龍太郎元総理)に団員として参加、 新潟市企業誘致委員
2005年 アイランドコンテナターミナル事業化検証委員、 農林水産省・農林水産物等輸出促進全国協議会設立総会パネリスト、福岡市都心構想策定委員会委員
2006年  国土交通省北部九州物流促進チーム委員、国際食品展(FOODEX JAPAN)輸出アドバイザ(ジェトロ) 、農林水産省野菜輸出促進検討委員会委員 「日本農業新聞」に毎月コラム執筆(進行中)
2007年  経済産業省中小企業地域資源活用プログラム・プロジェクトマネージャー、 農林水産省・農林水産物食品輸出オリエンテーション事業コーディネーター(仙台・名古屋・大阪・岡山)、  現 職(兼任):中小企業基盤整備機構(東京)経営支援アドバイザ、(社)福岡貿易会アドバイザ

中国、香港、台湾を中心に、タイ、マレーシア、シンガポールなどアジア各国のビジネスネットワークととも に、製造、販売、物流、人材、ソフト、エンターテイメント等幅広い分野における日本企業のアジア進出の総合 コーディネーターとして支援業務を行なっております。

業務概要

1.アジアビジネスに関する総合サポート
中国・香港・台湾を中心に、日本企業の貿易・直接投資・経営・委託生産・販売・調査・物流等の方面にわたり、 ハード・ソフト両面から、企業の立場にたって強力に支援しています

2.アジアにおける事業コーディネート
アジア各国における日本商品の販売支援や原材料調達網の構築、各種プロジェクト、対日投資誘致など、難易 度の高い事業の実現に対し総合的なコーディネートをいたします

3.起業活動をサポートする「ベンチャーサクセスシステムズ」
新生日本を担う内外のベンチャー企業を支援するコンサルタントチームです。事業戦略、資金調達、販路開 拓など起業家の皆様に真に求められる情報、支援の提供を目指しています

最近の事業支援実績:(2005〜6年)
食品開発輸入支援(上海・大連)、港湾物流支援(中国・台湾)、農産品・食品輸出(香港・台湾・上海・ASEAN)、 ITソフト支援(大連・北京)、建材家具流通事業(大連・香港・武漢)、電力事業(上海・北京)、健康食品(雲南)、 家電リサイクル事業(台湾)、半導体輸出(青島・上海)、中国茶・漢方薬(北京・雲南)、ホームセンター商品開発、大 型ショッピングセンター(武漢・香港)、中国企業誘致(遼寧・北京・上海)、テーマパーク誘致(上海)など 

ていすとビジネスサービス 

飯盛敦博氏

テーマ

ビジネスプラン グループディスカッション  (3月19日水曜日)

略歴

ていすとビジネスサービス 代表
財団法人日本SOHO協会 理事
1998年より「アジアの連携」「SOHO起業家の育成」で活動を展開 。
2001年より2004年10月までシンガポール在住し、SCMプロジェクトリーダー、マーケットリサーチを行う。
2004年に財団法人日本SOHO協会理事に就任。
SOHOネットワークをアジアに拡大したことを評価され
第5回テレワーク推進奨励賞を受賞(社団法人日本テレワーク協会)。
2006年には佐賀県高度情報化推進協議会事業検討部会委員を務め、
2007年、SOHO SAGAにて佐賀県の協働化テストでSOHO振興を採択。
地域情報化への貢献として第8回テレワーク推進奨励賞を受賞。
2007年10月シンガポールでビジネス登録を行い、地域の情報化とアジア連携を更に推進する。

久留米大学経済学部

駄田井正教授

テーマ

中国ビジネスの実践 (3月22日土曜日)

略歴

久留米大学商学部講師・助教授・教授
久留米大学経済学部教授 
久留米大学産業経済研究所所長 経済学部長

主要な教育的社会的活動

筑後川流域連携倶楽部(特定非営利活動法人認証)理事長 (平成11年から)
久留米ラーメンルネッサンス委員会副委員長 (平成11年から)
アジア・グリーンツーリズム・ネットワークの会長 (平成9年から)
独立九州の会・代表 (平成5年から)
久留米市総合計画審議会委員 (平成12年)
日田市総合計画審議会会長 (平成12年)
大牟田市観光基本計画策定委員会会長 (平成13年度)
九州川ビジョン懇談会委員 (平成13年度)

キタジマ食品株式会社 代表取締役社長
北島隆彦氏

テーマ

パネルディスカッション  (3月22日土曜日)

略歴

1946年生まれ
1969年 中央大学経済学部経済科卒業
1971年 北島缶詰工場(現キタジマ食品株式会社)に入社
1977年 法人登記、キタジマ食品株式会社として設立、社長就任
1982年 筍パッカーとして、中国進出を初めて果たす。
平成元年 八女流通センターを水煮食品のパッケージ専門工場として日本で始めて建設。

チャレンジ精神の旺盛な経営で、中国産が進出してくる前には、国産筍の販売日本一を達成。
その経営手段は、地元では、認められているところである。

趣味

大学時代に全日本大学選手権で優勝したボート(漕艇競技)や洋蘭(カトレア) 園芸など多彩である。

三和システム株式会社 代表取締役社長

森光実紀雄氏

テーマ

パネルディスカッション  (3月22日土曜日)

略歴

三和システム株式会社 代表取締役社長 
財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団 福岡ベンチャークラブ 会長

1951年 福岡県生まれ (56歳)
大学卒業後、制御装置メーカーに勤務。
1980年 「三和システム企画」を創業し、省エネ機器等の製作・企画販売を開始する。
1985年 同社を法人組織に改め、「三和システム株式会社」を設立する。
2006年 福岡ベンチャークラブ会長就任
2007年 「第34回経営者賞(九州・山口地域経済貢献者顕彰財団)」受賞

中国ビジネスに関しては、2003年より中国に進出し、現地法人を設立。
無錫および深せん地区では、主にFAオートメーションシステムの構築を行い、北京では新クリーンエネルギー・省エネルギーシステムなど中国の環境及びエネルギーに関する業務に取り組んでいる。

有限会社アジアビジネスコンサルタント 代表取締役社長

古森政基氏

テーマ

パネルディスカッション  (3月22日土曜日)

略歴

1969年4月 東海大学工学部建築学科卒業
1973年4月 大和ハウス工業株式会社東京支社設計部を経て、海外設計室
1986年9月 大連鉄道学院(現大蓮交通大学)にて中国語研修(社命)
1987年4月 北京東苑公寓有限公司(大和ハウス、丸紅出資) 社長
1996年4月 株式会社アジアビジネスセンター入社 エリアマネージャー
2002年6月 株式会社アジアビジネスセンター 代表取締役社長
2003年10月〜現在 有限会社アジアビジネスコンサルンタント 代表取締役社長

専門

海外(中国・韓国・ASEAN)でのビジネスコンサルティング。特に、中国への投資(現地法人設立など)、ビジネス環境調査、輸出入、技術交流、人材交流などのビジネスコンサルティング

国及び自治体等の委員等

1995年〜現在 独立行政法人中小企業基盤整備機構 海外投資アドバイザー
2001年4月〜2001年3月 九州経済産業局 九州地域産業立地推進協議会 幹事
2001年4月〜現在 九州経済産業局 九州・韓国経済交流会議運営委員会 委員
2001年10月〜現在 財団法人海外職業訓練協会 国際アドバイザー
2002年4月〜2003年3月 九州経済産業局 国際化推進機構 委員
2002年7月〜2003年3月 財団法人九州産業技術センター 新産業プロデューサー
2004年4月〜2005年3月 財団法人九州産業技術技術センター 中小企業国際化支援アドバイザー